JULY-AUGUST 2014 Summer Festivals 2014 Part 1
あっという間に夏も過ぎ、気がつけば、この「ジュルナル」もすっかりご無沙汰しました。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
音楽家にとって、正式な音楽シーズンは6月で終わり。7月から、「夏の音楽祭」の シーズンに入ります。
今年の夏は、東京で始まり、ヨーロッパに移って、アメリカで締めました。
ミューザ川崎
まずは、ミューザ川崎の夏のカーニバル。
プログラムは、秋山和慶先生指揮で、東京交響楽団とサン=サーンスの「動物の謝肉祭」。
谷川俊太郎先生のウイットに富んだナレーションで、姪のカリン・K・ナガノと2台の ピアノで参加しました。
…なんといっても、大勢の子供たちが聴いているときの嬉しそうな表情が印象的!
一緒に体を揺らしたり、指揮してみたり…小さい時に生の音楽を聴くことは、大人に なった時の感受性に絶大な影響があると信じている私には、とても感動的でした。
マエストロ秋山、谷川先生、カリンと。カリンは、これが日本デビュー。 沢山の親友や家族が駆けつけてくれて楽しい思い出になったようです。
神 戸
数日後、神戸で大阪フィルハーモニー交響楽団、準・メルクル指揮とサン=サーンスの 協奏曲を演奏させていただき、その夜の羽田発でドイツの保養地、バート・キシンゲンへ。
バート・キシンゲン(ドイツ)
ここは、沢山の温泉のまんなかにあるコンサートホールや教会で、3週間にわたる音楽祭が行われています。お客様の平均年齢はかなり高いですが、演奏のあとの、「ブラボー」は、若い人に負けないほどパワフル!
バート・キシンゲン
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